2017年03月24日

試合を見ることの大切さをどう伝えるか

試合を見ることの大切さをどう伝えるか
試合を見ることの大切さをどう伝えるか

新チームとしてスタートして数週間たち、練習試合や公式戦がいくつかありました。
その中で試合に出られない時、ベンチから何を見ると野球の力になるかを考えてみました。


うちのチームは人数が少ないので、あまりうまいとは言えない息子でも、ギリギリ出させてもらえるレベル。
もちろん毎回ではなく、同学年だったり、上級生で野球経験が浅い子たちと、スタメンを争ってる感じです。

試合に出ないと意味がない

そんな中で試合に出ることもなく、コーチャーとして出ることもなく終わった日に、ふと「せっかく朝早くおきたのに、試合にでないと楽しくないし、意味がない」と息子が言いました。

その場では「そんなことはない。まだまだ試合に慣れていないから、だんだんと出してもらえるようになるんじゃないかな。試合を見るのも何かしら得るものがあるはずだよ」と伝えましたが、息子が寝たあとにほんとにその答えでよかったのか考えてしまいました。

「試合に出たい!」という気持ちを持ってくれたことはほんとにうれしいことです。
「試合に出ないと意味がない」という気持ちもわかります。

親としても早起きしてついていっても、息子がベンチにいるだけだったら悲しいですもの…。
もちろんチームが打ったり、守ったりで一喜一憂はしていますが。

「試合に出なくても意味がある」をどう伝えるか

たまたまその試合はいつか息子が試合に出た時の練習としてビデオカメラを持っていってて。
一人でその映像を見返しながら、自分もベンチに座っているつもりになって「試合を見て何かしら得るものがある」という言葉を考えてました。

そこでふと自チームと相手チームとの守備のときに、守備位置が違うことに気が付きました。
相手チームのほうがキビキビと動いているし、ボールがこぼれたあとのカバーが非常に早い。というかそれを予測して動いているんです。

「あっ!これだ!」
と思わずにやけてしまいました。

そうです、ベンチから見ていても動きを勉強することができるんです。
試合中に勉強なんていうのも微妙ですが、相手チームの選手の動きを見るのは非常に勉強になると思いました。

そこで翌日息子に「守備の時の動きをしっかりと見ていれば、いざ自分が守備についたときに守り方がイメージしやすくなるんじゃない」と伝えました。

ただ…やはりまだ息子は完全には納得してくれませんでした…。

そりゃぁ試合に出たい気持ち方が強いみたいで、こればかりは仕方ないですね

今日のわかったポイント

試合に出られないなら「動きを盗め」

試合に出られないのなら、応援もしっかりしながら、野球の動作をしっかりと頭にイメージ出来るように見ておくと良いですね。
相手が強いチームであればあるほど、いいお手本になります。

もちろんイメージできるだけではだめなので、実際にその動きがどういった動きだったのかを、子供に聞いてみると、一生懸命説明する中で、子供の中でも理解度が深まってくるんじゃないかと思います。

明日も一日全力投球!




Posted by 右投げ右打ち at 11:58│Comments(0)少年野球を考える
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